雨水ブログ「年末の珈琲」
どうも雨水です。
大掃除は済みましたか?まだ終わってない?こんなブログ読んでないで早く掃除しなさいよ。
雨水はまとめて掃除やるの苦手なので11月くらいからちょこちょこ進めてきましたよ。まあ元からハリボテの珈琲屋とか言われてるんでどこ掃除したのか分かんないくらいですけどね…
今年も色々ありました。
みなさまどうもありがとうございます。みなさまのおかげで新しい年も雨水はちょぼちょぼと営業していけそうです。途中で沈没したらごめんなさい。
ちなみに何回も言ってますけどあまみずじゃないよ。うすいですから。
「年末の珈琲」
山川直人さんの『コーヒーもう一杯』に「長い冬」と言うお話しがあります。
地球が寒冷化していって冬はみんな家に篭って過ごそう、って話です。年末でみんな巣ごもりの間の食材やら何やらを買いに出かけるわけです。当然珈琲豆も。5キロとか10キロとか家庭用にしては大量ですよね。でも寒い時は家の中で珈琲飲みますからそれくらいあったって良いと思うんです。私はこの話がとりわけ好きなのです。銀座とか上野とかの名店の珈琲豆10キロとか買ってみたいですよね。
さてさて、もしこの世の中も同じように冬はみんな仕事を止めて引き篭もらなくてはいけなくなるとしたら…こう考えると愉快です。
雨水も他の珈琲屋もみんな店閉めるわけですから珈琲豆大量販売ってことで、それこそ山のように焙煎しますよね。売る分はもちろん、自分が飲む用にも、まずはブレンドだろ、あとはブラジルにスマトラにモカ、たまには酸味寄りも飲みたくなるかもしれないからコロンビアとグァテマラは浅めに焼いて…でもストレートだとパンチが強くて老親や子供にはキツイかもしれんから新しくソフトなブレンドも試作してみて…なんて考えるだけでも愉快じゃないですか。
これらをデミタスでちびちび飲みながら今年の冬はジョジョとBECK初めから読み直すか〜なんて最高ですね。
あれ、なんだか良く分からなくなってきた。
とにかく年末の珈琲は何飲んだって美味しいに決まってるんだから皆さん珈琲飲みましょう。
辛いことがあったらその過去を労わるように、喜ばしいことがあったら祝杯するように、久々会う人と飲む珈琲も良し、田舎に帰って家族と飲む珈琲も良し、一人寒空の下で暗い夜空の向こうに未だ隠れている新しい年を想って飲む珈琲も良し。
年末の珈琲は全て良し。
ってことで来年もどうぞよろしくお願いします。
雨水は昨年に引き続き年末年始営業しますよ。来年は大儲けしたら三が日に開催される清水ミチコの武道館ライブにいけるかもしれません。
ではみなさま良いお年を。
http://coffeeusui.hatenablog.com/entry/2016/12/26/085003